インド・ハイデラバード赴任日記

1年間インドのハイデラバードへ赴任になった社員の日記、自分の考えの整理、安否確認、日本への情報発信を目的に、インドでの生活環境日々の出来事つらつらと書いてゆきます。

「仕事」と「休息」について、ちと考える

残業どんぐらいしてんの?となりの坊主の人に聞く。
「0時間」
そして、後ろの人にも聞く。
「多くて10時間」
あなたたち、就業時間中にガンガンFaceBookさわってるけどね。
でも毎日楽しそうに仕事をしています。

残業時間について、話しているうちにこんな記事を教えてもらったので、必死で読む。英語なもので。自分に前提知識がある記事は、なんとか読めるけど、漢門外の記事となると、かなり時間がかかってしまいます。。汗

www.economist.com


そして、かなり意訳ですので、ご了承を。。。

20世紀はじめ、上流階級の人には、毎日が休息日であったようなものなので、週末の休日という考え方がなかった。その一方で、貧困層の人たちは、週64時間労働の人が平均的という調査結果もあり、要は、労働時間の長さと社会的地位には半比例の関係があった。しかし、過去1世紀の間に、貧困層より上流階級の人のほうが働く時間が長くなった。なぜかというと、知識社会(knowledge-intensive and intellectual)な時代になり、上流階級が他人に任せていたような仕事が、日に日に少なくなってきて、仕事内容が「知的生産性の高い、創造的な活動」になってきたから。


さらに、記事の中には、最近の研究結果を紹介していて、知的な仕事に携わっている人たちは、家庭での生活より、仕事を楽しむ傾向があるとか、低収入の家庭の人たちは、受身で過ごしている人は多いとかなどが、書かれている。
様々な要因があるにしても、従来、上流階級と分類されていた人たちが「休息」を取らなくなって来たという事実を、記事は語っている。

「仕事」と「休息」の定義がなにかにもよるし、仮に「休息」という行為を、読書をする、友達と遊ぶ、家族と出かけるに定義づけたとしても、それが全く「仕事」に関係ないとも思わないし、いろいろと物議を醸し出しそうな内容です。

ただ、仕事と休息について、考える良いきっかけになりました。

そして、ちょっと話がそれますが、BREAK LISTっていう記事も最近みつけました。

lifehacker.com

これは、たとえば10分とか15分とかの休憩をするときに、あらかじめ何をするかとリスト化しておくものです。TO-DOリストつくって、やることの優先順位つけるってのをしますが、BREAK LISTを予めつくっておくことは、休憩時間を有効に使うために有効な一つの手段かもしれませんね。

そして、人生はつづく、、、